実際に性病にかかったことがある人や詳しく調べたことがある人でないと意外と知られていないのですが、性病検査は感染疑い行為から一定期間過ぎた後でないと正確な結果が得られないという事実があります。

潜伏期間とウインドウ期間の違い

そもそもウインドウ期間という言葉は普段使わないので聞いたことがないかもしれませんが、潜伏期間とウインドウ期間は混同しやすいですが全く違います。

潜伏期間とは

潜伏期間とは一般的には病原体に感染してから、体に症状が出るまでの期間、あるいは感染力を持つようになるまでの期間のことを言います。梅毒の場合、体に症状が出なくても感染後すぐに強い感染力を持つため、前者を指します。つまり感染後最初に体に何かしらの症状が出るまでの期間を指し、数週間から数ヶ月と個人差がありますが、通常は0〜3週間で症状が出ることが多いです。
自覚なく無症状でも感染力があり、特に第1期、2期は感染力が強いため、知らず知らずのうちに相手にうつしてしまうことがあるので注意です。

ウインドウ期間とは

ウインドウ期間とは病原体に感染してから、検査で検出できるようになるまでの期間を言います。なぜそのようなことが起きるかというと、梅毒の検査は体内に入ってきた細菌に反応してできる物質である抗体の有無や量で感染を確認しているためです。感染した直後は菌が体内増殖しておらず抗体が検出可能な量まで生成されていないため検査に引っかからないという事態が起きてしまうのです。梅毒の検査は4週間以上経過でほぼ正確な結果を得ることができますが、大変稀ですが感染から2ヶ月経っても検査に出なかったケースなども報告されておりますので、梅毒を完全に否定するためには、最終リスクから3ヶ月以上経過後に検査を受けることが必要です。